表3−3．　ノルウェーにおける環境教育推進システム

（Royal　Norwegian　Ministry　of　Education，　Research　and　Church　Affairs　and　Ministry　of　Environment，1994a）

次に、教育省によるコアカリキュラム（Royal　Norwegian　Ministry　of　Education　Research　and　Church　Affairs，1994b）のうち環境教育に関する部分を次に示す。

教育は、自然界にある相互関係と人間と生活場所との相互作用について幅広い認識を与えるものでなければならない。教授する場合には、自然の事象および力、生物種に関する理解を明確にひとつに結びつけなければならない。同時に社会組織と技術がどのようにして問題を解決し、生態圏に影響を及ぼしているかを理解させなければならない。

このコアカリキュラムに環境教育が導入されたことにより、環境教育が学校教育で永続的に行われることが保証されている。

さらにノルウェーでは、教員の環境教育の能力を増進させるために、教員のトレーニングを重視している。

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